突然白煙 ジムニーの直し方 岩手県 盛岡市 サニーストアのブログ
2019年7月17日 07:44お役立ち情報
こんにちは。
ジムニーの白煙、悩んでいる方が多いですね。
弊社でもそういったジムニーが修理に入ることは少なくはありません。
ですがこれ大抵は簡単に直ってしまう事が多いです。
ご参考にされてください。
まず、白煙の多くは燃焼室というガソリンと空気が混合されて爆発する工程を行う部屋にエンジンオイルが何らかの理由により混入してしまう事が理由です。
色々と理由はありますが大方は
タービン(ターボチャージャー)の損傷
バルブ(燃焼室の弁と考えてください)の損傷
ピストンリングの損傷
こういったところでしょうか
それにPCVの故障
PCVバルブといいます。
エンジンの特性上どうしても発生してしまう未燃焼ガスをクランクケースから吸気系統の力を借りて吸ってまた燃焼室に戻してあげる部品です。
PCVは負圧の力加減を見て開いたり閉じたり流量を管理しているバルブです。
ですからこれが故障してしまうとその管理が出来なくなります。
詳しくは調べればそのメカニズムは出てきますがこのPCVのバルブの流量が広くなったまま固着したり動きが悪くなりますと未燃焼ガスだけではなくオイルミストも吸い込んでしまいそれが白煙の原因となります。
何の異音もなくバルブでもなさそう
というときに疑うべき部品です。
交換は比較的に簡単ですがバルブシールの交換がちょっと危険な作業です。
一般的にはヘッドカバーのパッキン交換と一緒にやるべき作業となります。
ちなみに、そんな状態ですと大抵エアクリーナーもべとべとです。
こちらも同時交換が必要。
そして交換すると嘘のように白煙が消えます。(最初は出ますよ。)
ちなみに逆に閉じた状態で壊れた場合は危険です。
エンジンの内圧上昇によるオイル漏れの原因となってしまう可能性が高くなります。
比較的に安い部品ですが、めっちゃ重要。
弊社でも車のお探しサービスで買われるお客様からジムニー(特に古い年式)を依頼されたときは簡単に説明する機構です。
最後までお読み頂き有難うございます。