中古車購入、失敗ばかりの原因。 岩手県 盛岡市 車のお探し専門店のブログ

2017年11月5日 14:54お役立ち情報

こんにちは。

 

先日弊店に車探しの相談にいらっしゃったお客様が

「中古車で成功したと思った事がない」とおっしゃっていたんです。

 

「どこの中古車屋もいい加減なところばっかりで」といった事を何度もおっしゃるので購入の仕方や管理の仕方がすごく気になって

 

というか凄く興味があって聞いてみたところ、

 

うーん、なんというか

 

もうすでに買い方が間違っていたり、新車と同じように考えて管理していたりと勿論ご本人さまにはっきり言いましたがもう新車を買わないとダメな方でした。笑

 

じゃあ中古車ってどういう買い方があるの?

 

・登録から三年落ちのようなお車なら新車の保証継承で守られつつもまあその期間もほぼ何の故障も起こらないというのが通例

・それを過ぎても新車から5年落ちほどなら有料ですが安い保証加入にて販売可能。たいていそこから3年くらいは手厚い保証が守ってくれます。

・5年を過ぎても輸入車やレクサス等の特殊な車両以外で新車登録から7年までならまだ有料でも安い保証が守ってくれたりします。

 

ではそれを過ぎてしまうと?

 

・有料の保証で加入可能な範囲であれば保証も付けれるのですがかなり割高になる事が多いです。高くない場合、保証の質が下がります。(これについては別の記事に書いています)

 

・たいていは法定点検整備して三か月三千キロのエンジンミッション等の重要個所の保証がついて販売されることが多い。

 

・車が古い場合、法定点検整備をしただけで乗り出すのはちょっと不安です。(ばっちり整備してもそれ以外の予期せぬ部品故障はつきもの)

 

これ、安い10年落ちの軽自動車や旧車に多いです。

 

結局法定点検の枠を超えた予防整備までガッチリやると乗り出し価格が上がってしまうのです。

でも今の時代ってインターネットのサイトで何となく乗り出し価格から相場って感じれるじゃないですか?

でもその感じている相場ってたいてい間違っているんですよね。

 

例え車が同じ状態でも予防整備ガッチリのお店と法定点検整備だけはしっかりやるお店とオイル交換くらいしかやらないお店で

乗り出し価格が同じなわけないですよね。

 

それでは今度乗り出してから例えば不具合が発生したとします。

 

古いお車の場合本当に予測できないところが壊れたりします。

 

その時に

故障=いい加減な車屋

不具合=質の悪い中古車屋

という感情が芽生えます。

 

ちょっと待ってほしいんです。

 

そう思う前に少し考えてほしいと思います。

 

1台の車を作るのには4000種類三万個の部品必要だと言われているんです。

 

10年以上経過したお車のその部品たちひとつひとつ完璧に見るのは不可能です。

(いや可能かな?有り余るくらいのお金があれば)

 

つまり、その時点で中古車という商品特性を理解したうえで買っていないんです。

 

なかには買ってから1年以上経っている車をまったく整備せずに買ったお店の文句をいう方もいらっしゃいました。

 

商品特性上中古車屋さんて【悪者】になりやすいんです。

 

そこが解らない限りはずっと「騙された」「中古車屋なんていい加減」そう言い続ける結果になってしまう。これが良いお店、個体と巡り合えない原因となってしまうと思います。

 

まずは中古車という商品特性を理解した上でご自身が欲しいタイプの車両によって考え方を変えなければいけない事を理解した方が良いです。

 

精神論で考えたらしっかりやっている業者でもみな悪者になってしまいます。

 

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