本当は教えたくない！中古車を安く買えない理由とは？　岩手県　盛岡市　中古車お探し専門店ブログ

2017年7月3日 08:00お役立ち情報

こんにちは。

当ブログはお忙しい読者さまがなるべくパパッと読み終えることができるような記事を心がけています。

今回は中古車を安く買う事は不可能だという事をお教えする記事となっています。

つまり、『中古車を安く買うコツ』です。

とても矛盾していますね。笑

中古車というのは定価がない商品

前のオーナーさんの
エンジンオイルを含めた機関の管理はどうだったのか？

その車体の
外装内装の状態はどうなのか？

そして
納車方法はどうなのか？(点検整備の仕方だけではなくタイヤ、板金塗装は必要に応じてするのか？等)

それに走行距離や色、グレードが合わさった複雑な世界でありますから
とてもじゃありませんが一般ユーザーさんにはその商品が高かったのか安かったのかの判別なんて出来ないのです。

高い安いを主観で言うのはタダですけどね。笑

例えばオイル管理が悪いエンジンは40000キロでも経路が詰まって死にますし管理が良いエンジンは20万キロ走っても生き生きしています。
それは中古車屋さんが仕入れの時にオイルキャップの中を覗いたり交換ステッカーやゲージを見たりエンジン音を聞いたりして凡そ８割は判断できます。

外装や内装の状態を重視したいのは
キズ凹みがあれば、錆が出ていれば進行を遅らせる処置をし、板金塗装やパネル交換等を納車とともにしてくれるのか
それとも最初からそういうことをしなくても済む車体かでも変わってきますしそれに加えて東北地方ですと下回りのコンディションがどうなのか？も関わってきます。
それが理由です。

意外に注目されていませんが下回りで腐って怖いのはガソリンが通るパイプやエンジンはもちろんデフ等のオイルが入っている機構です。
これらはただシャシーブラックで誤魔化してしまうと、その下は錆びているので危険です。

そして納車方法ですが法定点検は最低限の項目を満たしていればクリア出来てしまうのが実情でして
例えばエンジンチェックランプが点くようなところはスルーされますしプラグやパッド等は劣化速度が速くトラブルが多い安い海外品等を使われるケースがあります。
最近ですとディーラーがタイヤを一部山、つまりツルツルの状態で納車した事件もありました。
それだと車はミニバンだったのであとからタイヤを追加4万円以上出して買わなければいけなくなり、安く買えた意味がなくなります。

この事から解るように
安く買えたと思った商品はそれ相応の【安い理由があった】ということになります。

なんか他人事で言っているように思いますが弊社だってそうです。
安くしろと言われたら、【じゃあどこで工夫するのが最適なのか？】と考えるわけです。

それが行きすぎたのがディーラータイヤツルツル納車事件です。笑

ちなみに保証に関してもそうです。
ちゃんと対応してくれる意味のある保証か難癖つけられて実際使えない保証か
凄く複雑に考えなければいけないのにユーザーさんは一年距離無制限ならなんでも安心と考えてしまうのです。

何れ、安い高いの判断は一般ユーザーさんには絶対に出来ません。

よって安く買えるコツなんてものは存在しません。

品質の良いものを適正な相場で買い、時間をしっかりかけた整備をしてもらうことが一番失敗のない所謂安く買えたと言える買い方なのですが、残念ながら値段を最重要と考えて探すユーザーさんが多い為、現在はそれに合わせた販売方法が多く、ユーザーさんにはますますその事の判断が難しくなっています。

時間をしっかりかけた整備とは
例えばブレーキ回りの点検時にダストを掃除していたり各部にグリース塗り直したり
やるところとやらないところとあるわけです。
ダスト掃除しないことでローターの錆がパッドにあたり異音が発生したり傷ついて次の点検時の指摘事項になったりします。

歯医者だってそうでしょう。
削ればお金になるのでなるべく削りますよね。
回転重視で患者の体を考えているようで考えていない歯医者もいれば
患者の体は勿論、いまの制度等を根本から解決したいと考えるあまりに保険外に踏み切る歯医者だっています。

いつだって変わらないのは
どれが良いのか、最終的にはお客様が決めることです。

記　サニーストア

成約情報にはタイムラグがあります。
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