こんにちは。

 

 

さてさて、今回は久しぶりの中古車購入教科書ブログ

 

 

実証編です。

 

 

 

激安の軽ワゴン、軽バス、軽の箱バン、軽１ＢＯＸ

 

 

 

これらには必ず全て裏がある。

 

 

こういった事が言いたいのですが、今回は実際に見つけた評価が凄く悪い車で実証していきたいと思います。

 

 

この激安・格安の理由が走行距離が多いだとか、整備をあまりしないだとか諸費用がかなり高い、修復歴がある分にはまだまだ可愛いんです。

 

 

今回は、あとからじわじわ困るであろう品質の車両をご紹介！

 

 

さて、まずこちらの画像をごらんください。

 

 

 

 

 

なんてことはない綺麗な感じのアトレーワゴンです。

 

 

まだまだ人気で値段がなかなか下がらない。

 

 

新車価格も約２００万円の軽自動車です。

 

 

ポータルサイトですとこんな感じで写真が綺麗っぽく載っているわけですが

大切なのはこの中身

 

 

まずは右上をご覧ください。

 

 

評価点とあります。

 

 

 

これはオートオークションという車屋さんの仕入場所で厳正なる取り決めでつけられる車両ごとの点数です。

 

 

３．５点～が一般的な中古車となります。

 

 

そんな中、画像の車両評価は２点です。

 

 

これが何を意味するのかと言いますと左下ですね。

 

 

 

 

 

 

下回りＣというのは腐食の表記です。

 

 

 

つまり車両の下回りに腐食がある事を表しています。

 

 

 

サイドメンバーという骨格部位やフロアにも腐食があるようです。

 

 

 

そしてエンドパネルＣとありますが車両の後ろ側のパネルでちょうどナンバーに隠れる部分が腐食している事を表しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

他にもボディに錆腐食があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの車両で相場から一般小売価格を設定してみました。

 

 

 

下回りを誤魔化し、ボディも加修しなければ４０万円以内(３０万円以下もいけるかも)

 

 

 

ボディを板金しても５０万円ほどで販売できそうな結果になりました。

 

 

 

もちろん込み入った整備をしないで名ばかり法定点検の素通し車検。タイヤの心配もしないという設定で考えてみました。

 

 

 

まあこのような状態ですと板金をしっかりやらないとまた錆が復活してきます。

 

 

 

かなりしっかりやらないとです。しっかりやっても限界があるかもしれません。

 

 

 

それくらい一度錆腐食にやられた車両というのはシビアなんです。

 

 

当然買取や下取りも安くなってしまいますから、安く買えた事にはならないということになります。

 

 

 

この年式のまともな評価の車両ならばしっかり整備して６０万円台の販売価格となるでしょう。

 

 

激安は格安はお客さんが意識して手を出さないようにしないとこのような車両に気づかないうちに出会っているかもしれないのです。

 

 

気づいたときには数年が経過しているパターンが殆どです。

 

 

ポータルサイトで安い順から探していくお客様ほどこういう車を知らずに買っていたりします。

 

 

いつも言いますけど最近、品質の良いクルマを探す方が難しくなっています。

 

 

エブリイやハイゼット、アトレーなどの軽１ＢＯＸは尚更難しいです。

 

 

 

安い分整備が安い

安い分保証がない

安い分タイヤがツルツルだ

安い分車両の品質が悪い

 

 

 

それがご自身の購入の仕方と合わなければ、激安や格安とうたう中古車には手を出さないのが一番でしょう。

 

 

 

 

それでは今日はこのへんで

 

 

 

最後までお読みいただき有難うございます。